自由否定(free-will veto)
libet-experiment が示す「脳活動が意思に先行する」事実への反論。脳が衝動を起こすにしても、意思を自覚してから行動するまでの約0.2秒に、その衝動を拒否する自由(veto、スーパーキャンセル)が入り込めるのではないか、という考え方。
動画では、このキャンセルが可能な時間帯の存在を示す研究があると紹介される。意思の発生は脳任せでも、それを「否定する」自由は残るという立場。
ホスト個人の仮説として、veto を鍛える鍵は瞑想だとされる。瞑想は脳が勝手に浮かべた思考を認知して手放すプロセスで、自由否定と構造が似る。両者とも前頭前野を使うため鍛えられる余地があるという理屈。動画内でも「個人的な仮説」と明示されている。
ただし自由否定すら未発見の脳活動で事前決定されている可能性があり、これで自由意志の存在が証明されるわけではない。