意識のサーチライトモデル
意識についての通説的なイメージ。無意識のうちに並列処理される膨大な情報のどこかに、意識が能動的に注意のサーチライトを当てて自分を統合する、という考え方。意識を中心に置き、情報を選び取る「司令塔」とみなす。
前野隆司はこれを否定し、注意はトップダウンに当てるのではなく、強く発火した無意識の活動にボトムアップに向く受動的なものだと主張する(passive-consciousness-hypothesis)。
このモデルは心の天動説やデカルトの「我思う故に我あり」とも地続きで、意識を世界の中心に置く能動的・西洋的な人間観に対応すると前野は位置づける(see Ox8gJEIe5Ac)。