純粋記憶 (pure-memory) 純粋記憶は、ベルクソンの『物質と記憶』で、現在の身体的行為や有用性から離れた過去そのものに近い記憶領域を指す概念。動画では、円錐図式の底面に対応し、身体の現在に接する頂点とは異なる、精神の広がりとして扱われる。 通常の記憶は知覚や運動と結びついて行為に役立つが、純粋記憶はその実用的な回路に還元されない。語り手は、これは「誰の記憶でもない過去そのもの」に近く、理論上は精神と同等の実在性を持つものとして理解できると読む。