宇宙の熱的死(エントロピー増大)

熱力学第二法則により、閉じた系のエントロピー(乱雑さ)は増大し続け、いずれ全エネルギーが均質化して利用可能な仕事ができなくなる、という宇宙の終末像。星々が燃え尽き、全宇宙が冷たい暗闇に沈む状態を指す。

動画 r1ob3eLfIFw では、アシモフの短編『最後の質問』の中心主題として扱われる。登場人物は世代を超えて「エントロピーは逆転できるか」とコンピューターに問い続け、答えは常に「データ不足」。宇宙が終わった後に残ったACがついにエントロピーの方向を変える方法を見つけ、「光あれ」と新たな宇宙を生む。死と再生・終末と創造を物理法則の上に重ねる物語の骨格をなす。